


今日は、広島県豊田郡大崎上島町の大崎クールジェン株式会社の石炭ガス化燃料電池複合発電実証実験について調査を行いました。以前にも石炭火力発電についてブログで書きましたが、東京湾内に石炭火力発電所の整備計画があり、現政府が石炭火力発電をベースロード電源として位置づけているなど、二酸化炭素をLNG火力と比べても排出が多く、低炭素化の流れに逆行していること。千葉市の蘇我地区に石炭火力発電所計画もあることから、継続して調査をしています。
大崎クールジェンは、中国電力と電源開発が50%ずつ出資して設立され、経済産業省、NEDOからの補助金、自社の出資などによって実証実験であり、プロジェクトの第1段階である石炭ガス化複合発電を行なっています。二酸化炭素の大幅低減や燃焼前からの二酸化炭素の分離・回収、灰の溶融化・再利用などにつながるとされています。実証実験であり、5,000時間の連続運転を行い、検証をするとのこと。
写真は上から石炭ガス化複合発電施設、休止となっている大崎発電所から貯炭場を撮影、貯炭場の中を撮影したものです。発電施設は実証実験施設なので直近からは撮影禁止とされています。