第59回自治体学校in千葉の3日目は、「社会教育・公民館の役割と地方自治をめぐる課題」として、千葉大学名誉教授の長澤成次氏の講演がありました。戦後の社会教育の自由と自治、社会教育・公民館をめぐる政策動向、自治体社会教育をめぐって何がおきているか、地域住民の学習権保障に果たす地域・自治体の課題についての報告がありました。

 自治体学校終了後は、日本共産党熊本市議団のみなさんと千葉市の液状化対策について調査するために、磯辺4丁目の同事業について伺いました。熊本市の南区で地下水位低下工法の採用に向けて検討を進めているとのことです。磯辺4丁目の現場では工事が順次行なわれていて、今日、地下水を浸透させるパイプを挿入するための作業を見ることができました。
 住民側の負担となる維持管理費の支払いについて、今後条例化する予定とあり、一律に30年分の維持管理費を一括で納入するか、分割するか、検討しているそうです。事業を進めるにあたっては、住民と行政の共同作業であり、住民の協力なしには進みません。

 写真上はパイプの挿入作業の様子。下は、マンホール工事が終わった場所。