
昨日、議会が閉会しました。吉田まさよし市議が党市議団を代表して討論を行いました。
今回反対した議案は、国保の特別会計で56億円の累積赤字が見込まれ、平成29年度予算から繰り上げ充用する議案。千葉市の平和公園墓地の管理運営を指定管理者制度の導入する議案。公民館への指定管理者制度を導入する議案です。
国保は、国保料を滞納せざるをえなくなり保険証を取り上げられ、医療にかかれない事態を生み出しています。来年度から国保の都道府県化で、公費支出の削減が狙われています。安心して医療を受けられるようにするためにも、支払い可能な保険料にすべきです。
平和公園墓地の管理運営は、指定管理者制度を導入しても経費の縮減額は170万円程度で、何のための制度導入なのか理解に苦しむものです。霊園は市が運営するからこそ安心して納骨ができます。
公民館は、社会教育法に基づく社会教育施設です。市が責任を持って直営で行うべきであり、指定管理者制度の導入は許されません。導入ありきで進めていること、管理運営への予算措置を怠ってきたこと、市民への情報公開や説明が不十分であることから反対しました。
今議会に日本共産党千葉市議団が提案した条例である、児童養護施設等の退所者を単身でも入居できるようにするための市営住宅の条例改正については、都市建設委員会で都市局から「市営住宅の目的外使用の許可として認め、要項の整理をして対応したい」旨の答弁がされました。大きな前進です。
しかし、討論では市民ネットワークと未来民進ちばが反対討論をしました。支援することについて反対すべきではありません。住宅支援は最重要課題として認識すべきです。