今日、一般質問を行いました。核兵器廃絶への取り組みについて取り上げました。
 核兵器禁止条約を交渉する国連会議の第2会期で核兵器禁止条約の最終草案を審議され、7月7日の閉会日に採択されました。採択された内容は、「核兵器の使用とともに、あらゆる核実験を禁止する」などの文言が入りました。この採択を日本政府は重く受け止め、核兵器の残虐性を身をもって知っている被爆国日本として、禁止条約に参加し、その実現に尽力することが一層求められます。現在、「後世の人びとが生き地獄を体験しないように、生きている間に 何としても核兵器のない世界を実現したい」として、昨年4月から平均年齢80歳を超えたヒロシマ・ナガサキの被爆者がよびかける「ヒバクシャ国際署名」があります。

 これまでに署名の趣旨に賛同し署名した自治体首長の数は、6月29日現在、15の県知事を含む712市町村長となっています。県内で賛同した首長は26自治体とまだ半数に満たない状況です。
私から、平和首長会議への加盟を呼びかけたのと同じく、県知事や県内市町村の首長へ賛同をよびかけることを提案しました。市は、「署名の趣旨に賛同している他市と一緒に賛同をよびかけていく」と答えました。
 さらに、私から市民が直接見る機会の多い区役所や公民館など公共施設への署名の配置を提案し、区役所や保健福祉センターの相談窓口に署名をおけば安心して署名できるのではないかとただしました。
 市は、署名そのものは個人情報の関係で置けないが、「各区役所などで開催されている『千葉空襲写真パネル展』以外の期間でも署名活動をよびかけるパンフレットを置くことを関係部局と協議していく」と答えました。
 核兵器のない世界へ、千葉市として積極的に平和事業に取り組むことが必要です。



 写真は、「ヒバクシャ国際署名」を呼びかけるパンフレットです。この他の質問についてもブログで報告します。