

今日で議案研究が終わり、午後に議長から辞職願いが出されて議長選挙が行われることになりました。休憩中に議長選考会が開かれ、候補者からの所信表明が行われました。日本共産党千葉市議団からは中村きみえ市議が立候補にあたっての所信表明が行われました。所信表明の詳細は中村市議本人から報告があると思いますので、ブログを参照して下さい。
【結果】投票50票・有効投票49・無効1
中村市議 10票
小松崎市議 39票
その後に、副議長から辞職願いが出されて副議長選挙も実施されることになりました。議長選挙と同じく副議長選挙についても所信表明があり、私が副議長選挙にあたっての所信表明を行いました。内容は下の「続きを読む」をクリックして下さい。
【結果】投票50票・有効投票50・無効0
佐々木 8票
村尾市議 42票
日本共産党千葉市議団の佐々木友樹です。副議長選にあたっての所信表明を行な います。千葉市議会の果たす役割は、行政に対する監視・評価、政策立案・政策提 言という点からも、今後もますます大きくなっていきます。
千葉市議会では、この間、議会改革協議会が開催され、常任委員会の機能強化、 委員会中継、反問・反論権の検討などを行ない、私自身も、議会基本条例の検討過 程では、先進事例を調査・研究を行なってきました。千葉市議会が進めなければならないことは、市民にとってわかりやすく、身近な 議会へと改善を図っていくということです。
住民自治の立場から徹底した情報公開と、市民への丁寧な説明、議会への市民参 画の機会を、議会のあらゆるところに貫き通すことが求められています。
1つに、議会に提案され、審議される政策決定のすべてを公開し、その透明性を 高めることは、市民の信頼と理解を得ていくために積極的に取り組む課題です。そ のための情報公開は、インターネットの活用による公開とともに、情報格差を生ま ないように、市民の条件に応じて、議会広報等の充実を図るなどの工夫が必要です。
2つに、市民参画という点では、請願・陳情について直接、市民が議会に提案・ 提言できる方法が実施されてきました。常任委員会における市民の意見陳述が休憩 時間に行なっていることや、その場で委員から出された質問や意見に応えることが できないなどの課題は残されたままとなっています。改善が必要であり、市民参画 を位置付けて取り組みます。
3つに、議会は市民の立場に立って、行政をしっかりとチェックする機能を果た すことや、少数会派であっても議員の発言の自由を保障して、少数意見・反対意見 を尊重した議会運営、議員間討論をおこなう議会、住民とともに活動する議会とな るように、取り組まなければなりません。
4つに、政策立案能力を高めることです。議会として市に提案するために取り組 むべき課題やテーマを出し合い、共通する課題について、各常任委員会で独自に取 り組むこと、それに必要な諸団体との懇談、学習会を実施し、さらに議員間での討 論を保障し、議員自らの力量を高めます。
私は、副議長として、若者、子育て世代から高齢者世代など、様々な立場、市民 の意見が反映され、住民にひらかれ、信頼される議会をめざしたいと考えています。 以前、広報委員として駅頭などで「ちば市議会だより」を配布し、「ちば市議会だ より」の編集にあたっても直接、学生や子育て世代の声を聞き、紙面に反映させる などの取り組みを進めてきた経験からも、市民にとってよりわかりやすい予算編成 や、議会への説明資料の改善などにも取り組み、傍聴などの際に議会から配布され る資料の改善で、議会をより身近に感じていただけるような議会運営をめざします。
以上で、副議長選挙にあたっての所信表明と致します。