東京湾内に石炭火力発電所の新設計画があり、その内の1つが蘇我地区に計画されています。今日は、ふくなが洋市議と島根県浜田市にある三隅火力発電所に伺いました。浜田市の職員の方々からは、既存の三隅石炭火力1号機の建設経緯や市内での経済効果などを中心に説明がありました。中国電力からは発電所の概要や新規に建設予定の2号機について説明を受け、施設内を見学しました。

 石炭火力発電は二酸化炭素など温室効果ガスを排出が液化天然ガス(LNG)よりも多く、世界は石炭火力発電所を減らしている中で、日本は増設する方向にあります。
1号機の時には当時の町長が積極的に誘致し、電源立地交付金が当時の三隅町には22億円交付され、学校、保育所、道路などの公共施設整備に充てられたとのこと。他の新設計画がある自治体の調査が必要です。

 帰りの飛行機の中から、三隅火力発電所の全景を見ることができました。住民の方などから発電所について聞く機会があり、「原発でなければ」という声がありました。たしかにそうかもしれませんが、石炭火力の負の部分をもっと明らかにしなければなりません。