13日付の「東京新聞」より、アンケートへの主要3候補の回答が示されています。国政に関わる部分ですが、千葉県に問われている問題です。各候補がどのような回答を寄せているでしょうか。


【オスプレイの定期整備】
◆すみや信一
 オスプレイの定期整備拠点化は反対。…飛行時間、飛行区域などで「覚書」を交わしたが、在日米軍は条件をつけており、合意事項が守られる保証はない。

◆森田健作
 国が安全保障について総合的に検討した上で、責任を持って判断したものと理解している。…自治体としても協力する必要があると考える。

◆松崎ひでき
 …何が安全保障上最善なのか、現在のところ私自身は突き詰めていない。


【カジノ誘致】
■すみや信一
 カジノは賭博そのもので反対。経済効果などはありえない。ギャンブル依存症など社会に与える弊害は大きい。

■森田健作
 (賛否は明らかにせず)IRの導入は、地元地域の合意形成が必要。県としては各地域の動きを注視することが必要と考える。

■松崎ひでき
 (賛否は明らかにせず)地域の雇用促進や経済波及効果が見込まれるが、日本文化になじむかなど、判断に資する材料がない。


【テロ等準備罪】
●すみや信一

 「不要」…犯罪行為が実行された場合のみを対象とする近代刑罰法の原理に逆行。日本はテロ防止の13の国際条約を結び、重大犯罪について、未遂より前の段階で処罰する国内法を整備している。

●森田健作
 (賛否を明らかにせず)現在、法案が国会に提出されておらず、政府が内容を検討中の段階であり、法案国会に提出された場合は、法案の内容についてしっかりとした議論がなされるべきと考える。

●松崎ひでき
 「必要」…幸い国際テロが国内では起きていないが、かつて日本でも過激派等によるテロが厳然として起きた。

 すみや信一知事候補は最終盤に千葉市内の各地で最後の訴えを行います。