今日が午前10時から本会議が始まり、もりた真弓市議と、ふくなが洋市議が一般質問で登壇しました。各区に関わる問題について報告します。


 もりた真弓市議は、高齢者の外出支援を取り上げ、「年を取り足腰が弱ってきて、杖を使用しても10分ぐらいしか歩けなくなった。タクシー代を出すのも大変なので、低年金受給者にバス乗車券を配布してほしい」などの声を紹介。
 デイサービス事業者等の車両を活用した買物支援サービスが市内2カ所で実施されていることを紹介し、全市的取組みとすべく協力してくれる特養ホームの事業者等に協力を呼びかけることや、事業者への助成制度の創設を求めました。
市は、「市社会福祉協議会に働きかけるとともに、市老人福祉施設協議会に対し、協力を求めていく」と答え、助成制度については「社会福祉法人としての事業者の意向や運営状況を把握するなど、支援の必要性について検討する」と答えました。


 千葉市の生活保護行政で、市役所に「不正受給対策室」という名称を使い、小田原市の生活保護で問題となった人権侵害ジャンパーと同様の生活保護行政の異質さを指摘し、「市民の申請権を抑制・否定につながるものではないか」とただしました。
 市は「市民から真に必要な人への制度であり、対策は必要」とする態度に終始しました。野洲市では市民が生活再建できるように、市民生活相談課と消費生活センター、納税課が連携している取り組みを紹介し、就労や納税で生活再建できるようにすべきと求めました。
 全国の自治体でも「不正受給対策室」を設けているのは千葉市だけです。ふくなが洋市議は、「生活再建支援課」への名称変更を求めました。千葉市での「不正受給」と言われるものは0.4%です。

 午後3時休憩時の議会運営委員会で、各会派が提出した意見書への賛否が決まりましたので、明日にでもご報告します。