今日午後3時の休憩時に議会運営委員会が開催され、各会派が提出した意見書への賛否が決まりましたので報告します。賛否の主な意見のメモ書きですので、正確ではありません。画像が見づらい方は、賛否一覧(PDF)を参照して下さい。⇒ikensyosanpiitiran.pdf

【日本共産党提出】
№1 自衛隊の南スーダンでの「駆け付け警護」に反対する意見書
自民党:推進していく立場であり、賛同できない。
未来民進:駆けつけ警護に強く反対するものであり、賛成。
公明党:隊員の安全の確保と撤退が明記されている。現地に滞在する邦人が危険であり対応が求められる。十分な訓練が必要、意見書に反対。

№2 環太平洋パートナーシップ(TPP)協定承認案の撤回を求める意見書
自民党:手続きを辞めてしまえば、保護主義をなくしてしまうことになり反対
未来民進:願意は理解するが、慎重審議を求めているため、賛成しかねる
公明党:自由な経済圏ができる。他の経済連携につながるものであり反対

№3 労働基準法改正案の撤回を求める意見書
自民党:創造的な能力が必要と考えるため反対
未来民進:修正を求めているので、賛成しかねる
公明党:働き方改革が必要であり反対

№4 国民年金法等改正案の撤回を求める意見書
自民党:年金積立金の管理が必要であり反対
未来民進:撤回は理解できるが反対
公明党:年金カットにあたらない。年金を維持するために必要であり反対

№5 福島第一原発事故による被災者への支援の継続を求める意見書
自民党:願意は理解するが反対
未来民進:支援継続は必要、賛成
公明党:2016年から創生期間に入るため、それが支援となるため反対

№6 交通安全対策の充実を求める意見書
自民党:千葉市として強く要望する、賛成
未来民進:増額を進めていくべきで賛成
公明党:賛成

【公明党提出】
№7 安心な社会保障と強い地域経済を構築するための地方財政措置を求める意見書
自民党:地方交付税措置が講じられる必要があり賛成
未来民進:賛成
共産党:「社会保障と税の一体改革」は庶民増税と社会保障の切り捨て、地方創生はコンパクトシティの推進など周辺部を疲弊させる。交付税の算定にあたり「トップランナー方式」は、住民サービスの切り捨てをあおるものであり抜本的に改める必要があることを指摘するが、財源確保は必要であり賛成

№8 ホームドアの設置と「内方線付き点状ブロック」の整備促進を求める意見書
自民党:設置と整備が必要であり賛成
未来民進:賛成
共産党:事故の再発防止策が必要。障害の有無にかかわらず安心して利用できるよう整備を最優先にしていく必要があり、賛成

【自民党提出】
№10 乳児用液体ミルクの国内販売解禁に向けた法令改正を求める意見書
未来民進:液体ミルクは衛生的であり、負担軽減になる、賛成
公明党:母乳育児を推進する立場。安全性など確保されるべきであるが、負担軽減につながる賛成
共産党:粉ミルクでは災害時の調乳が困難となる場合があることや、育児の負担軽減とともに、活用が求められるため賛成

№11 地方議会議員の厚生年金への加入を求める意見書
共産党:地方議員の被選挙権を保障するために何らかの制度は必要です。しかし現在、議員のあり方に対する住民の視線はきわめて厳しいものがあります。議員が自らの身分保障についての意見書を上げることはどうなのか、議員の年金について住民はどう思っているのか、しっかりと市民の意見を聞いたうえでの検討が必要。この意見書の賛否については棄権したい。
未来民進ちば、公明党:制度の検討が必要である旨の発言をして賛成。