

今日明日、党千葉市議団全員で新潟市と津南町の視察・調査を行います。今日は新潟市のUIJ支援にいがたすまいリフォーム助成事業・空き家活用リフォーム推進事業、就学援助制度、議会改革について伺いました。
リフォーム助成・推進事業については、新潟暮らしを促進するために、県外からの移住・定住に併せて住宅をリフォームする方に対して、リフォーム費用と転居にかかる費用の一部を補助する事業で補助率は2分の1、UIJ世帯は上限50万円、空き家活用の場合は上限100万円、耐震改修を併せて行う場合はプラス100万円補助されます。この事業は16日現在で7世帯からの申請があり、350万円(予算は2,000万円)補助しています。工事対象経費は1,124万円ですので3.2倍の工事による波及効果があります。周知も不動産会社や建設業界・組合からもされています。今年も子育て世帯からの申請が30件ほどあるそうです。
就学援助制度については、生活保護基準額の1.3倍、2013年の生活保護基準額引き下げ前の基準を引き続き適用しています。認定率は2014年度で28.26%、新入学生徒学用品費の支給月を3月にしています。要綱を中学校1学年から小学校6学年に変更して可能としたものです。昨年度補助を受けていた方については住所・氏名・口座などが印刷された申請書が学校から渡されます。初めて申請する方についても千葉市のように各種証明の添付はなく、委任すれば教育委員会で調査してくれます。また、市立以外の学校に通うお子さんの給食費と医療費、日本スポーツ振興センター共済掛金以外は補助の対象にしています。最近、調査している自治体では「申請は簡素化」しているのが共通しています。ぜひ千葉市でも行わせたいです。
議会改革については、議会基本条例の検討経過、条例制定後の条例に基づく議会改革推進会議と議会報告会の開催を中心に説明を受けました。議会報告会はテーマを決めて実施し、昨年はいくつかの行政区にある大学の学生とのグループワークを実施しています。周知も議員自身が駅や繁華街等でビラとポケットティッシュをあわせて配布して参加を呼びかけています。
各項目とも短時間ではありましたが参考になりました。大変お世話になり、ありがとうございました。