今日は野本信正市議が一般質問を行いました。項目は、一般廃棄物処理、街路灯の照明、再生可能エネルギーについてです。

 再生可能エネルギーについては、太陽光パネル設置に伴い発生している環境問題などのトラブルが起きていることについて触れました。若葉区の泉高校脇の山林を切り開いて、1,000キロワットのパネルが設置され近隣住民から雨水排水がどうなるのか不安が出されていたり、加曽利町で住宅を取り囲む100キロワットのパネルが設置されていることについて、野本市議は「安心安全の住環境を維持するために事業者に是正を求めるべき」や草が伸び放題になっていて所有者対応が適切でないことなどを追及し、市は「事業者に対し対策を求める」としました。

 今回、陳情が出された幕張のメガソーラーの問題について、開発区域に赤道(公道)があることを業者が無視して開発を進めていることについて、道路として使用できる形態を維持させるべきと求め、建設局は「法に基づいて指導した」としました。野本市議は、「業者に中止したほうがよいと伝えたらどうか」と求めましたが、環境局は「事業者の判断によるもの」と事業者まかせの答えです。
 環境経済委員会では、「市道を破壊していると書いてあるが本当か」と委員が質問した時に、環境局は「そういう状況は把握していない」と答えています。

 千葉市の環境基本条例の目的に、「市民の健康で文化的な生活を確保する上で必要な環境を保全し」とあり、環境行政の使命であることから、そうした理念に基づき対応するよう、野本市議は強く求めました。