今日は吉田まさよし市議と一緒に、「ふなばし地域若者サポートステーション」と「ちば若者キャリアセンター・ジョブカフェちば」に伺い、若者の就労・自立、就職サポート、相談事業などについて視察しました。
 「サポステ」は精神的悩み相談、進路相談、コミュニケーションづくり、就労体験などに取り組まれています。厚生労働省認定の事業で「サポステ」は全国に160か所あります。当初は進学を目指す若者に対する「学び直し」の事業へ国の補助がありましたが、船橋市としても継続させようということで、主に人件費になりますが、1,500万円の予算を確保しています。そのことによって常勤の方を4名配置することができ、各種プログラムを実施したり、相談を受けて若者の自立をサポートしています。ハローワークなど関係機関との連携もかなりされているようです。

 「ジョブカフェちば」は2004年度にスタートしています。同施設は、船橋駅南口のフェイスビル9階にあります。
 当初、経済産業省のモデル事業としてスタートしましたが、2006年度で事業が打ち切られましたが、日本共産党県議団が県の責任による継続を求め、継続が実現し、現在に至っています。利用者の7割が20代ということで、総武線沿線の自治体に住む若者が多く利用されていて、千葉市からも総利用者数3,047人、新規登録者は530人が利用しているとのことでした。
 15~39歳で就職に悩んでいる若者がワンストップでサービスを受けられる施設、こういう機能を持ったものが千葉市内にも必要ではないかと思います。故あぐい武夫前市議は同じ役割を持つ就職支援センターの設置を千葉市に求めていました。

 就労や自立を目指しているため、どちらも就職してどうなったのか後追いや40代半ばまでの対象年齢の引き上げを課題としては捉えているとのことでした。