今日、船橋市民文化ホールで九条の会・ちばけんと九条の会・千葉地方議員ネット共催の集会「私たちが止める戦争への道」が開かれました。講師は、慶應義塾大学教授で経済学者の金子勝さんです。
 安倍首相などの政権運営、TPP、原発、アベノミクス・経済政策、保育などそれぞれの問題で縦横に語りました。様々なところでの講演もされていらっしゃるようです。企業の最高の利益をあげても経済成長しない仕組み(国民にはまわらない)、アベノミクスの破綻と新3本の矢の非現実性など経済学からの指摘がありました。
 地域に新しい産業と雇用を創り出すものとして、市民による小規模電力事業などを事例であげて、「未来を開くためのオルタナティブ(既存のものに取って代わる)を」と話されました。

 続いて、パネルディスカッションです。この司会進行は私が務めました。「安保関連法に反対するママの会@ちばの2人と、SEALDsの1人、金子さんの4人での対談形式です。ママの会からは参加したきっかけやこの間の活動の経過、SEALDsからは自らデモなどに参加したきっかけや思いが話されました。
 講演終了時間まで話は尽きませんでしたが、安保法制いわゆる戦争法だけでなく、政治の様々な問題を解決し、前進させようと思ったら、今の政治の力関係を変えなければならないというのが会場に参加された方々の共通の思いになったのではないかと思います。

 拙い司会ですが、私もやりとりを聞いて考えさせられました。いずれにしてもどの問題を前向きに変えたり、その土台となるのはやはり「平和」が前提です。