職員給与の条例改正、議員の期末手当引き上げの発議の採決の後に、12月議会提案の補正予算、条例議案、一般議案の提案が市長からありました。
 その後に、日本共産党千葉市議団を代表して吉田まさよし市議が、被災者生活再建支援制度検討委員会設置条例、精神保健福祉審議会設置条例の一部を改正する条例についての提案理由の説明を行いました。
 前段の条例は、「地域のコミュニティを維持するためにも、被災者すべてに差別なく見舞金を支給してほしい」という市民の声があり、応えていくことが求められます。市民から寄付金を募るなど取り入れて生活再建支援を行うことが必要であり、市民からの寄付金をどのように配分するかが課題とされてきました。それについて検討委員会を設置することで公正・透明な手法を検討していただきたいということです。
 今後、自然災害に対応できるよう、被災者生活再建支援制度を制定し、柔軟な被災者支援ができるようにする提案です。

 後段の条例改正は、うつ病や統合失調症などの精神障害者が生きいきと人生を送れるようにするため、精神保健サービスや精神科の診療の改善をすることが必要です。そのためには「当事者の参加による社会的な意思決定」が必要で、審議会に当事者を委員に入れるための条例改正です。精神障害者がどのようにすれば社会参加ができ、生きがいある人生が送れるのか、一緒に考えながら進めるのは行政の責任であり、条例の改正が必要であることから提案しました。

 閉会後、提案された各議案の議案研究に移りました。来週30日も議案研究です。