

今日、放射性物質を含む指定廃棄物最終処分場(長期管理施設)の詳細調査候補地を海上から調査を行ないました。この調査には、寺尾さとし県議と加藤和夫市原市議、及川幸紀前市原市議、私、他2名が参加しました。木更津からの出発で、休憩を入れつつ、京葉コンビナートを右手に見ながら、現地とその周辺に向かいました。
何と言っても、京葉コンビナート内の石油タンク、ガスタンクの量と、構造物の大きさに驚きました。あの東日本大震災で大爆発を起こしたコスモ石油のガスタンク、現在では新しいものになっていますが、№345のタンクが爆発し、次々に燃え広がったとのことです。


東京電力千葉火力発電所敷地内に盛土してあるところが、詳細調査候補地です。現地を改めてみると、その横にはこちらも燃料タンクがあり、これも何かが原因で爆発したらと思うとゾッとします。さらには、この敷地と新浜リサイクルセンター(千葉市の施設)の間には水路があります。岸から岸の間は100m程度でしょうか。この場所に津波が押し寄せた場合には、遡上することで津波の高さがさらに引きあがります。
コンビナート災害と液状化、津波被害への懸念、不安の声が説明会でも出されていました。現地を確認でき、この調査を今後に生かしたいと思います。