今日から3日間、原水爆禁止2015年世界大会・広島大会に参加します。今朝は8時半の新幹線でお昼頃に広島駅に到着し、路面電車に乗り換えて原爆ドーム前で降りて、開会総会の会場である広島グリーンアリーナへ。広島には昨年の土砂災害の被災地へ行って以来です。世界大会参加は数年ぶりとなります。


 被爆者の坪井直(つぼいすなお)さんは自らの被爆体験を語り、90歳ですが、核兵器がなくなるまで活動し続ける姿勢に、自分ももっと頑張らなくてはという思いになりました。「来年も再来年も会いましょう」という言葉が印象的でした。


 俳優の宝田明さんが連帯の挨拶。映画「ゴジラ」に出演した俳優として、エピソードを織り交ぜながら語り、「今の日本は憲法9条を持ちながらも危ない時期にきているが、悩んでいるのは安倍首相のほうだ。白旗を上げるべきじゃないか」と。宝田さんは歌も披露。あらゆる分野の方が声をあげて、戦争法案を何としても押し通そうとする安倍政権への批判がさらに強まっています。


 総会終了後は、広島平和記念資料館の見学に行きました。改修工事が行われて展示スペースも縮小されているようです。様々な資料や被爆遺品を見ていると、原爆の恐ろしさ、被爆の実相が伝わってきます。
明日は各種分科会があります。私は動く分科会として海上自衛隊呉基地の調査に行きます。