
委員会視察最終日は、新潟市です。新潟市では、「新潟ニューフードバレー構想の実現に向けて」(国家戦略特区の関係)と、新潟市のごみ減量の取り組みについて伺いました。
新潟市のごみの減量については、2008年6月から10種13分別とごみ袋の有料化を進めてきています。プラスチック製容器包装の回収も行っています。ごみの減量を進めるために、使用済み小型家電リサイクル事業(民間と障がい者団体に委託)、マイボトルキャンペーン、ごみ減量や資源の情報紙の発行、ごみ分別アプリ(サイチョのごみ分別アプリ)、生ごみ減量化講座の開催、生ごみ堆肥化モデル事業などに取り組まれています。
マイボトルキャンペーンは小冊子まで作られ、マイボトルに飲料を提供する市内の協力店舗が紹介され、あわせてスタンプラリーを実施して応募すれば景品(野菜、果物、肉)やエコグッズが当たるというマイボトルの普及を行っています。
有料化により、ごみ処理手数料が生じることになり、その使途の透明性を図ることと市民への還元について清掃審議会での答申と「ごみ手数料還元 市民検討会議」で協議され、市民への各種還元事業が取り組まれています。指定袋作成費・販売委託経費を差し引いた手数料収益が還元事業の経費に充てられています。
3日間という視察日程で、項目も多岐にわたっていたのですが、説明していただいた担当課職員のみなさんや、議会事務局職員の方には大変お世話になりました。ありがとうございました。