今日は長柄町にある千葉市少年自然の家の運営協議会に委員として出席しました。議会からは各会派から1名、子ども会や教育関係者、研究者、学識経験者が委員として構成しています。千葉市少年自然の家はPFI事業(特定目的会社を設立し、公共施設等の建設、維持管理、運営等を民間の資金、経営及び技術力を活用して行う手法)で設置されて、11年目を迎えます。運営協議会において、各事業について改善や提案などを行なって、事業のモニタリングを行なっています。
 この間の議論では、施設内への医療・看護職の配置や食事内容の改善、利用者に対するプログラムの確認など継続して議論しています。加えて、問題になってきているのは有害鳥獣と言われているイノシシやハクビシン、アライグマ、さらにはサルやキョン(シカの仲間)などが出没し、イノシシは冬の時期に施設周辺で目撃情報が多数寄せられて、少年自然の家の駐車場や正門の門扉は、常に閉めて、来所者が開け閉めをするという対策をとっています。以前、私が議員になってからすぐの時にはこうした問題はなかったのですが、近年の有害鳥獣による農作物の被害が広がっているということも、影響しています。
 私からも子どもたちが利用する施設だけに安全対策を講じるよう求めました。

 食事への異物混入についても質問し、異物が混入した際には、外国産のものもあるなど対応が難しいものがあるとしながらも、そうした業者との取り引きはやめるなどの対応をしているとのことでした。
 運営協議会は2時間の予定でしたが、子どもたちへの教育と健全育成の面や安全・安心面での議論となりました。