
今日午前中、衆議院第1議員会館で2回目となる環境省への交渉に参加をしました。「つながろう福島 原発ゼロ チバでも」の方、かばさわ洋平市議と前回の交渉で課題として提起したいくつかの項目についての確認などを行いました。交渉には斉藤和子衆院議員と秘書が同席しました。
提起した項目については、水源の捉え方(海は水源としていないこと)、コンビナート災害を考慮していないこと、液状化と側方流動の危険、人口密集度との関係、土壌(地質)についてです。
水源の問題については、「海に流れでないように構造にして、観測用井戸を設置して異常があれば対応。液状化と側方流動は矢板でせき止める」など、新たな安全神話をつくるような答えです。コンビナート災害については、「火災や事故については調べた(課長補佐)。コンビナートについては選定の除外対象としていない。企業ごとに対策を講じているので、それらも含めて詳細調査の中で」と、あくまで「詳細調査」で把握するという態度です。市長が「再協議」を環境省に伝えた場合の対応については、「地元の意向は尊重するが、再協議については今後の検討に」にとどまりました。
また、選定手法に「人口密集度とコンビナート災害が考慮されていないことに瑕疵(欠点)があるのでは」という私たちの指摘に対して、「詳細調査の中で」と終始しています。ですので、「(有識者会議と市町村長会議で決めたので)選定手法も撤回しない」との回答でした。
私からは「今日のようなスタンスで今後予定している住民説明会等を行なうのなら、到底、理解は得られないですよ」と厳しく指摘しました。
写真は、チバデモの方と、右から斉藤和子衆院議員、かばさわ洋平市議。そして私(左から2人目)。