
今日午前中に衆議院議員会館にて、斉藤和子衆院議員の同席のもと、毎週金曜日に千葉駅で脱原発を訴えている「チバでも」の方を含め、指定廃棄物処分場の候補地選定問題について環境省との交渉を行いました。交渉には、寺尾さとし県議、かばさわ洋平市議、椎葉かずゆき参院比例、浅野ふみ子参院千葉選挙区の両予定候補が参加しました。
東京電力千葉火力発電所敷地に選定したことや敷地そのものへの不安や疑問をぶつけて、意見などを環境省に伝えました。
◆水源からの距離としているが東京湾も水源ではないのか(生物もいて魚などを食べることになる)
◆埋立地であることから液状化や「側方流動」の危険性はないのか。
◆臨海部にはコンビナートがあり、老朽化だけでなく火災も頻発しているため、大規模なコンビナート火災による被害想定はされているのか。
◆候補地となった敷地地下には汚染土壌があるとされているが地質状況を調べているのか。
◆直下地震への対応はどうするのか。
◆処分場建設にあたって東京電力の責任はどうなるのか。
この交渉でも「ふさわしくない土地であった場合には撤回するのか」という問いに、環境省は、「仮定の段階であり、撤回はできない。詳細調査を行なってから対応を」「候補地の選定経過などについて住民のみなさまに丁寧な説明を行い、ご理解いただく」というスタンスは変えようとしません。
私からも、「決まったことを説明するのでは、市民は納得しない。市民参加もなく、突然出されたものであり、環境省が決めたことをご理解していただくということだ。私たちのところにもメールや電話で不安の声が寄せられている」と訴えました。
引き続き、環境省との交渉等は行なっていきたいと思います。