今日午後2時頃から一般質問で登壇しました。質問項目は、①カジノを含む統合型リゾート(IR)について、②訪問介護・訪問看護車両の駐車対策について、③国道14号・357号周辺の雨水対策についてです。

 カジノ問題について、政府が方針としてカジノ候補地を横浜市、大阪市に決めたと一部で報道されましたが、候補地として報道されたところについてもカジノ誘致は中止させなければなりません。これまでの市側の答弁で、「IR導入による経済効果」や「国の動向を注視する」と、「断念する」という答弁はありません。いったん「カジノ」のまちになってしまえば、世界から見ても、いまでもギャンブル依存症の有病率が高い日本で、カジノを誘致することになれば、さらにそうした状況を加速させることになりかねません。負けた人の犠牲や不幸のうえに成り立つカジノによる経済対策、税収対策などとんでもありません。
 私から、「市として政府・国会に対し、カジノ誘致を断念するよう求め、千葉市(美浜区の幕張新都心)においても誘致を断念すること」を求めました。

 訪問介護車両等の駐車対策については、分譲の集合住宅でも自動車を手放す方が増えて、駐車場の空きがあります。駐車できるスペースが確保できれば、訪問介護・訪問看護事業者だけでなく、今後の介護サービス等の利用者にとっても助かります。
 駐車許可の煩雑さを解消するための対応を県警に求めることや、訪問介護・訪問看護事業者の関係者から自動車で訪問する場合の駐車場の確保、駐車許可の交付申請状況など実態を市としてもつかむべきと求めました。市は、「3月に介護保険制度関連の説明の際に、訪問先での駐車場確保の状況などを把握する」との答弁でした。

 国道周辺の雨水対策については、2013年10月16日の台風26号の大雨によって、千葉市内で累積雨量が300ミリを超え、国道14号・357号が冠水し、稲毛区、美浜区幸町2丁目の分譲マンションにも影響した実態を示し、国道での対策の確認と、市道側での対策を求めました。「来年度、既存施設の能力検証を行なって新たな施設の必要性の検証に着手する」とのことでした。

 市議会議員として2期目最後の一般質問でした。やはり質問は緊張するものです。