今日は髪を切りに、いつもの理容店に行きました。いま理容組合に入っていない価格の安い散髪屋が増えて、営業にも大きな影響が出ています。それだけでなく、いつも利用されていた方なども年金など収入が下がり、「25年間来ていたお客さんも離れていってしまった」そうです。調髪価格に消費税を転嫁せず、頑張っている理容店ですが、お客さんも全体に消費税が8%に上がったものだとして、利用するのもためらっていたとのこと。
 消費税増税や非正規雇用の増加が、個人消費・家計消費の低迷の要因になっていることは、政府を認めていることですが、安倍首相は、わが党の穀田恵二衆院議員の代表質問に対し、「経済の好循環が生まれ始めている」との答弁を繰り返しています。

 消費税10%への増税ともなれば、こうした身近なまちの業者のみなさんの経営に打撃を与えるのは必至です。
 日本経済、地域経済を支える中小零細企業のみなさんの振興こそ求められています。


 写真は、私の事務所がある稲毛海岸通り商店会の街路灯。ブログで書いた理容店は別の地域ですので、記事とは関係ありません。