今日は北海道足寄町の次世代エネルギーパークの取り組みについて視察・調査を行ないました。午前中は座学で同事業について伺い、午後は太陽光発電システムを整備した足寄中学校、芽登木質ペレット製造工場(旧足寄西中学校)の現地視察を行ないました。足寄町の行政面積は市町村の中では5番目、町では1番の面積です。その83%が森林地域とのことです。住民参加と地域循環型社会・経済をつくりあげていくことは容易なことではありませんが、地域の特性を活かして、地元資源の活用と地元雇用につなげていくことは学ぶべき点が多いです。
 木質ペレットの製造では試行錯誤しながら、品質の良いペレットにしていく過程での職員や事業者の方々の苦労なども伺うことができました。課題の抽出と次のプロジェクトに向けた構想を担当の職員の方はお持ちのようです。足寄町の取り組みに注目したいと思います。対応していただいた島田副議長、田中副町長、議会事務局長、経済課主任のみなさんには大変お世話になりました。ありがとうございました。

 外観ではわかりませんが町役場と中学校などはカラマツを使っていて、町役場のエントランス、各担当課窓口は温かみを感じました。写真は足寄中学校(写真上)と足寄西中学校の体育館を改修して整備された木質ペレット製造工場(写真下)です。工場では製造過程の説明を受けました。