
今日午後から一般質問が始まりました。一般質問の初日です。13時50分くらいから中村きみえ市議が、私は16時くらいから登壇しました。中村きみえ市議はブログで詳しく報告があると思いますので、そちらを参照していただければと思います。⇒中村きみえ市議のブログはこちらをクリック

私の一般質問はいくつかに分けて報告したいと思います。最初の質問は教育委員会制度についてです。13日に教育委員会改悪法が可決・成立したことに触れて、「国や首長による教育内容への政治介入を可能とするものであり、日本の教育にとってきわめて重大な問題です。日本共産党は、憲法と子どもの権利条約、教育は子どものためにあるという教育の条理に立脚して安倍政権と正面から対決し、教育を真に改革するために国民的な共同を広げ奮闘する決意する」と訴えました。
「憲法や子どもの権利条約が生かされる教育委員会の役割を発揮すべき」という質問に対し、答弁では、「日本国憲法の精神に則り、基本的人権が尊重されるよう、人間尊重の教育を基調として進め、今後もこのような役割を推進していく」とのことでした。「首長からの独立性」については、法律が具体化されれば、教育委員会の独自性は大きく損なわれてしまいかねません。首長の判断で「大綱」に、教科書採択、学力テストの結果公表など教育委員会の専権事項についても記載できることとなりましたが、政府は法の運用にあたっては、首長による教育内容への政治介入が好ましくないことを認めました。最後に私から、「いま求められているのは、教育委員会のそのものの活性化であり、保護者、子ども、教職員の要求をつかみ、教育施策をチェックし改善する活動を保障しなければならない」と述べました。
教科書採択の問題では、教科書展示会参加者のうち校長・教員の参加者が、2010年度が126名、2011年度が108名であり、特に教科書を使う教員が教科書展示会に参加するための保障をすべきと求め、教育委員会は「展示会終了時刻の延長については今後検討していく」と答えました。2011年に、もりた真弓市議も展示会終了時間の延長を求めて質問してきた経過があります。