今日午前9時前から千葉みなと駅前で、連合主催のメーデー参加者に対して、連帯の宣伝を行ないました。日本共産党千葉県委員会、党中部地区委員会、党千葉県議団からは小松実県議、党千葉市議団からはあぐい武夫市議と私で訴えました。また、来年のいっせい地方選挙で花見川区の小松県議からバトンタッチする寺尾さとし県議予定候補が参加をしました。

 今国会に提出されている労働者派遣法改悪案に反対する共同をよびかけるアピール(15日発表)を配布しました。「生涯ハケン」「正社員ゼロ」を進めようとする安倍政権と財界による労働者派遣法改悪に対して、全労連、連合、全労協などの労働組合のナショナルセンターの違いを超えた共同による反対を示しています。今回の法案では派遣労働者を取り換えるだけで、いつまでも同じ業務に派遣を使い続けられる内容であり、「派遣企業先の直接雇用に」という道さえも閉ざしてしまうことや、派遣の置き換え禁止という大原則がなくなれば、正社員の派遣労働者への置き換えが進んで低賃金や労働条件の悪化につながります。
 さらには、労働時間の上限を取り払い、長時間労働でも残業代ゼロにすることも政府の経済財政諮問会議と産業競争力会議の合同会議で提案され、安倍首相自身も時間ではなく成果で評価される制度の検討を促しています。世界でも異常な長時間労働となっている日本、この間の「ブラック企業」問題で、人間らしく働ける雇用のルールが求められていることにも逆行する内容です。私からも「生涯ハケン」「正社員ゼロ」「残業代ゼロ」社会への安倍政権の暴走をストップさせましょうと訴えました。

労働者派遣法の大改悪に反対する共同をよびかけるアピールはこちら