
千葉市は10日に、4月1日時点の保育所(園)の待機児童がゼロになったことを発表しましたが、認可外の施設への預けられている子どもの数を除外した厚労省の基準であって、公立保育所を第1希望としている子育て家庭、入所待ち児童は175人となっています。昨年度は3歳未満児と3歳以上児をあわせて106人でしたので、公立保育所に預けたい家庭が増加しているのが実態だと思います。
園庭のないビルの一室や鉄道高架下の保育園がこの間整備されてきました。量だけでなく、質の向上も求められているなかで、入所待ち児童や公立保育所への入所を希望する子どもが入れるように、自治体が責任を持って、公立保育所の整備を行なうことが必要ではないでしょうか。
この内容は、13日のしんぶん赤旗日刊紙に、野本信正市議団長のコメントと合わせて掲載されています。