
今日、午後1時から一般質問を行ないました。一般質問の内容は何回かに分けて報告します。一般質問の最初の項目は、若者が気軽に集まれる公園とスポーツ施設のあり方についてです。
緑区土気あすみが丘に住む大学生・社会人の若者と「若者の居場所」について懇談し、ふれあいの広場公園内へのバスケットコート設置の署名運動に関わってきたことを紹介。その運動に関わってきた若者が現在、昭和の森にバスケットボールコートとBMXコートを求める署名に取り組んでいます。
その署名の内容は、「地域のスポーツ青年たちは、オールコートの野外バスケットコートを熱望し、BMXライダーの青年たちは公園への車馬の乗り入れが条例で禁止されているため肩身の狭い思いをしており、地元に住むBMX世界チャンピオンも正式に練習ができる場所を求めて市外まで行っている現状があります。」と前段に触れています。原因となっているのは、千葉市都市公園条例4条「行為の禁止」があり、「公園においては、次に掲げる行為をしてはならない。」とし、同条7号には、「指定された場所以外の場所へ車馬を乗り入れ、又は留め置くこと。」としているため、BMXや子どもの自転車練習などは、条例上は禁止行為になるという矛盾があります。
緑区あすみが丘ふれあいの広場公園に設置されたバスケットコートを中心に、土気サタデーマーケットなど四季を通じて地域のイベントが開催されてることへの評価を伺いました。
また、BMX使用可能な公園を調査し、実態に合わせた条例改正が必要ではないかと質しました。
市は、「地域の皆様が主体となり、様々なイベントが開催され、若者から高齢者まで多くの市民に活用され、市民の交流や情報発信として、本来の公園としての役割を果たしている」と答弁しました。
私からは、バスケットコートで出会った若者によって、3on3大会運営や太鼓チーム、土気サミットなどが行なわれ、地域住民による自治と地域の活性化につながるものであると見解を述べました。BMX利用は、施設整備がされなければ利用できないことを指摘し、1つは、ふれあいの広場公園での取り組みを広く市民に紹介することと合せて、同公園のようにスポーツ施設を増やす検討を、BMXコートなどを各区に根差した公園への整備の必要性を求めました。
市は、「公園の利活用の事例として紹介していくことと、スポーツ施設を増やすことについては、公園の活性化につながることから、公園の規模やニーズ、地域の意向を踏まえながら設置について検討していく」「BMXなどの施設は、他の公園利用者との調整や一定の面積が必要なことから、比較的大きな公園での再整備において、設置について検討していく。検討にあたっては利用者ニーズを的確に把握するとともに、地域の皆様の意向を踏まえながら進めていく」と答えました。

写真は、市原市五井にある上総更科公園の施設です。BMXとスケートボードができます。あすみが丘の若者のみなさんと先月一緒に行きました。