今日は議会最終日です。午前中、一般質問が行なわれ、ふくなが洋市議が登壇しました。障害者福祉については成年後見人がつくことによって選挙権を失う公選法の規定は、憲法に反するとして裁判が行なわれ、「選挙権喪失は違憲」の判決が出されたことで、参議院本会議で改正公選法が可決され選挙権が回復しました。千葉市では、「867人の方が選挙権を回復することになる」との答弁がありました。
 監視カメラの問題では、監視カメラの運用を定める基準や法律がないことを取り上げ、日弁連からも昨年12月、「監視カメラに対する法的規制に関する意見書」を発表されたことを受け、千葉市での対応、市民のプライバシーを守る立場から使用目的や方法を規制する条例の制定の考えを求めました。市は、「他都市で市や自治会などが設置する防犯カメラの適正な利用等に関する条例を制定している例がある。他には法的な規制ではなく、ガイドラインとして策定し、設置者の協力を求めている例もあることから、研究していく」とのことでした。この他に、千葉駅西口再開発事業や蘇我処分場のメガソーラーについて取り上げました。詳しくは、ふくなが洋市議のブログで掲載されるかと思います。

 午後から各常任委員会の委員長報告があり、討論は中村きみえ市議が行ない、追加議案として出された人権擁護委員の選任についての質疑を全員協議会であぐい武夫市議が行ないました。意見書の採択も行なわれ、議会は閉会しました。