今日、千葉市は「風しん予防接種への助成について」のプレスリリースがされました。首都圏を中心に風しんが流行していて、その対策のために予防接種への助成を行なうとのことです。2月上旬から急激に増加して、2013年15週で75件発生し、その内8割が男性となっています。妊娠中の女性がり患すると、白内障や先天性心疾患、難聴などの「先天性風しん症候群」の子どもが生まれる可能性があり、感染への対策が求められていました。
 実施の内容は、法定接種ではないので任意接種は変わりませんが、風しん、またはMR(風しん・麻しん混合)のワクチン代相当額1回分を助成し、自己負担は3,000円。期間は5月1日から9月30日までで、4月中に接種した場合は、市への請求を行ない、ワクチン代相当額が還付されます。

 対象者は風しんにり患したことがなく、風しんの予防接種を受けたことがない方で、①妊娠を予定、または希望している女性、②妊娠を予定、希望している女性の夫、③妊娠している女性の夫です。
 神奈川県は費用の3分の1を補助、東京都は2分の1を補助していますが、千葉県はまだはっきりとしていません。自治体によって助成額が様々です。生まれてくる子どもたちのためにも自治体によって差がないようにしてほしいものです。