
今日午後1時から議会が開会しました。午前11時からは議場コンサートが行なわれ、津軽三味線とバイオリンの奏者の演奏に聞き入りました。詳細は、後で追記します。
開会後は、市長から予算議案と補正予算、その他の議案について提案理由の説明が行なわれました。その後に、もりた真弓市議が党市議団を代表して、発議「千葉市災害時要援護者支援検討委員会設置条例」について提案理由の説明を行ないました。この条例は、災害時に特に配慮を要する「災害時要援護者」(高齢者・障害者・乳幼児など)が、安心して暮らすことの出来る地域づくりの推進を図るため、対象となる要援護者の支援について検討する委員会を設置するものです。
震災前に、要援護者情報を整備した自治体はほとんどなく、支援する側の福祉関係者などに情報が適切に開示されないといった状況があります。個人情報保護法(条例)の関係で慎重に対応するあまりに、要援護者台帳整備に二の足を踏んでいる状況です。
災害時要援護者名簿の作成では、手あげ方式、同意方式、関係機関共有方式の3通りがあり、それぞれのメリットやデメリットを説明。政令市では神戸市が与党4会派が条例の検討を行なっていたり、横浜市も「横浜市震災対策条例」を提出予定となっていることなどの例をあげて、行政は積極的に高齢者および障害者に対する救助を行なえる環境を整備することが必要であるともりた市議は述べました。要援護者の支援に対応できるように検討委員会の設置を求める説明を行ないました。
その後、議会の総意として北朝鮮に対し核実験強行に抗議する決議をあげました。本会議終了後は議案研究を行ないました。議案研究は25日までの予定です。