先の12月議会に提案された補正予算で、海抜表示板の作成・設置の事業費が出されました。予算額は300万円。JR総武線と内房線より海側の海抜4メートル以下の地域にある公共施設である市有・県有施設、駅、郵便局などに海抜表示板を設置する予定です。設置箇所数は約170か所で中央区が約40か所、美浜区が約130か所で、花見川区と稲毛区の一部も含まれます。来年の3月下旬までに作成・設置がされるスケジュールとなっています。

 写真はイメージ図です。自治体によっては矢印をつけて避難場所までの距離を示すものもあります。強い地震を感じたら、すぐに高台や頑丈で高い建物へ避難が必要です。団地やマンション地域では上階に避難できますが、戸建地域では学校などの公共施設しかないので、この海抜表示板とともに避難場所の位置図などもあわせて設置し、混乱している中で冷静な判断ができるようにしたり、停電の場合もあるため蛍光塗料などでわかりやすくすることも必要です。