
志位和夫委員長が北朝鮮の「ロケット」発射について談話を発表しました。
北朝鮮は、12月12日、「ロケット」発射をおこなった。これは、アジア各国をはじめ国際社会の懸念と打ち上げ自制をもとめる声を無視し、「弾道ミサイル技術を利用した発射」の中止をもとめた国連安保理決議1874号(2009年6月)に違反する行為である。
日本共産党は、北朝鮮が情勢を悪化させる発射をふたたび強行したことに強く抗議する。日本共産党は、北朝鮮が国連安保理決議を順守し、2002年の日朝平壌宣言、2005年の6カ国協議の共同声明に立ち返るよう強くもとめる。
国連安保理をはじめ国際社会が、非軍事・外交的手段に徹しながら、この地域の緊張をこれ以上高めることなく、一致した対応で北朝鮮への働きかけを抜本的に強めるようよびかける。
以上が、その内容です。
核開発、ミサイル、拉致問題などの北朝鮮の問題は、『目には目を』と軍事で対応するようなやり方では解決しません。国際社会が一致して、外交的手段を通じて解決すべきです。
日本共産党は数々の北朝鮮の無法をきびしく批判するとともに、北東アジアの平和と安定のために力をつくしています。
ラングーン爆破事件(83年)、日本漁船銃撃事件(84年)、大韓航空機爆破事件(87年)など80年代に相次いだ北朝鮮の無法なテロ行為を、日本共産党はきびしく批判してきました。83年から、朝鮮労働党との関係を断絶しています。