
今日午後1時から12月議会が始まりました。初日は市長からの議案の提案理由の説明と新年度予算編成の考え方について説明が行なわれました。その後に、党市議団を代表して、「千葉市障害者スポーツ振興検討委員会設置条例」の提案理由の説明を行ないました。
千葉市の現状は、昨年3月に策定された千葉市スポーツ振興計画では第4章の施策の方向性Ⅲに掲げられ、達成目標が障害者スポーツ大会開催数が書いてありますが、独自の障害者スポーツ振興についての方針を持つこと。今年3月に策定された第3期千葉市障害福祉計画には具体的な事業が出されていないことを指摘しました。千葉市には障害者スポーツ振興に特化したものがなく市民局がスポーツ、保健福祉局が障害者施策を所管していることから統一的にやるべきものであると説明しました。
国もパラリンピックが厚生労働省、オリンピックが文部科学省となっていて、統一的に取り組まれていません。こうしたことからも指導者の育成も含め、長期的な視野に立った障害者スポーツ振興・支援が自治体に求められています。
最後に、今回提案した条例は、障害者スポーツ振興を、市のスポーツ振興の一部にとどめず、経済的負担をなくし、バリアフリー化を進め、障がい者も気軽にスポーツが出来る環境整備につながること。誰でもスポーツができるという基本的人権を保障する施策展開を検討できることを説明し、賛同を呼びかけました。
本会議終了後、議案研究に入り、明日も午前中まで続きます。