
今日は議会最終日でした。午前10時から「議会のあり方」検討協議会の報告会がありました。第1部会の「議員の身分について」、第2部会の「市民参加の推進について」、第3部会の「議会の政策立案等について」のそれぞれ部会長から、これまでの協議結果などが報告されました。第3部会で合意された「委員会における一問一答方式の導入」についての説明がされました。12月議会で導入されることになります。最後に地方自治法の一部改正によって通年議会の開催が可能なことや政務活動費などの説明がされました。今後については、各部会でも議論されることになるようです。
午後1時から本会議が開会され、昨日行なわれた決算審査特別委員会の委員長報告が行なわれ、その後すぐに討論に入りました。順番は民主党、公明党、共産党、市民ネット、未来創造、自民党、日本維新の7会派が討論しました。党市議団からは、ふくなが洋市議が討論を行ないました。
大まかに市民サービスカット・市民負担増の決算、大型公共事業継続の決算、財政健全化最優先の決算であることから決算には反対しました。また、日本共産党市議団が繰り返し求め、提案している地域経済活性化の「千葉市元気サイクル」、住宅リフォーム助成制度や中小企業振興条例、公契約条例など具体化されていないことは問題であると指摘しています。
「原発ゼロ」の立場に立つべきではないかとの質問をしたのに対し、「現実的なプロセスを経て、原子力発電への依存度を低下させていくことが重要」とし、推移を見守る態度であり、「原発即時ゼロ」の立場で放射能の被害から子どもを守るべきであると要求しました。
この他、各局に対し指摘を行ない、討論を終えました。昨日に続き、採決では日本共産党以外の全ての会派・無所属議員は決算に賛成しました。1カ月近くにわたる議会が終わりました。