今日は決算審査2日目で、こども未来局と教育委員会の決算について質問を行ないました。私とあぐい武夫市議が質問をしました。私からは、こども未来局については、子どもの医療費助成制度と保育の設備の基準について。教育委員会では、武道の必修化と就学援助制度、いじめ対策、教職員の多忙化について質問しました。
 子どもの医療費助成については、県補助金の不公平な扱いから子どもの医療費助成については、補助率が4分の1であることから2分の1への要望を行なうことと、対象拡充については優先課題として取り組むことを求めました。保育の基準については、地域主権改革一括法で、児童福祉施設の基準が国の従うべき基準や参酌すべき基準で、自治体において条例制定できるようになっています。千葉市では、現行よりも引き下げは行なわないとしていますが、保育の基準で見れば諸外国から遅れている状況にあるなかで、自治体独自での上乗せが必要であることを指摘しました。

 教育委員会では、武道の必修化で、市立中学校57校が柔道を選択していることから、怪我や事故への対応と、生徒を被害者・加害者にしないという大前提のもと取り組みが必要であることを求めました。就学援助では他政令市で実施されている学校だけでなく、区の窓口などでの提出が可能にするように求めました。
 いじめ対策では、24時間相談を2名の相談員と夜間は委託によって進めていますが、子どもからの相談が親よりも少ない現状があり、子どもの実態を把握すること。昨年、市内の中学校の生徒が暴行され死亡した事件について原因と、そこから何を教訓としていじめ対策を行なってきたのか質しましたが、具体的な内容には触れられませんでした。こうした問題にこそ集団的検討で、真剣に向き合うよう求めました。