今日午後1時から議会が開会しました。10月3日までの議会日程です。まず、市長から今回の定例会に提案されている議案説明と2011年度決算の概要について説明がありました。
 その後に、発議18号・千葉市水道事業あり方検討委員会設置条例についての提案理由の説明を中村きみえ市議が行ないました。千葉市の水道は約96万人のうち約95%は県水道局、約5%は千葉市水道が給水を行ない、ごくわずかですが、四街道市の水道事業から給水を受けています。
 水道事業は、住民の命とくらしに直接関わる大切なもので、身近で見える存在。市の水道経営は人口の約5%ですが、1立方メートルあたりの給水原価は400円で購入し、給水単価200円と半額で供給している実態があります。そのために毎年、一般会計から約10億円投入しています。「水道事業が破綻する可能性があり、今後どのように進めていくのか、健全な経営も含めて千葉市水道あり方検討委員会を設置して、市民参加ですすめていく」という条例提案の趣旨が中村市議から述べられました。
 現在、千葉市水道事業運営協議会が年1回開催されていますが、「給水地域の計画などの含めた話が主で、会計も含めた今後のあり方の協議ができる状況とはなっていない」と指摘。中村きみえ市議は、「水道事業の現状を市民に情報公開し、説明責任を果たし、市民参加でどうすすめていくべきかを検討する時期に来ています」と、他の会派・議員に賛同を呼びかけました。

 本会議終了後、議案研究に移り、各局から議案の説明を受けました。