
今日は札幌市での視察です。午前中、現地視察として、札幌市こどもの劇場やまびこ座に伺いました。同施設は、人形劇や伝統芸能など児童文化の創作・学習・鑑賞・発表の場として1988年8月に開館され、現在に至っています。
こうした施設は全国では多くありません。300人収容のホールや美術工作室が整備されています。年間200公演で、児童劇、人形浄瑠璃が行なわれています。以前は、大人の育成が中心でしたが、子どもたちが体験する・触れる事業が中心となっているとのことでした。夏休み期間などは地域の小学生が来るということで児童館のような役割も担っているそうです。
ちょうど公演が行なわれていて、就学前のお子さんとお母さんが一緒に見ていました。午前の公演はプロの方で、子どもたちを惹きつけるものがありました。5分程度しか見れませんでしたが親子でも楽しめるものだと感じました。
戦後に札幌市で人形劇がひろがり、もう一つの劇場の札幌市こども人形劇場こぐま座は公立では日本で初めて造られた劇場です。人形劇に携わる人材の育成、文化の醸成がなければ継続できないのでしょうね。
午後は札幌市役所へ移動し、札幌市こども緊急サポートネットワーク事業と、札幌市若者支援総合センター事業について視察しました。