
今日午後6時から開かれた、千葉県憲法会議・憲法改悪反対千葉県共同センター・自由法曹団千葉支部主催の「夏の憲法講座」に参加をしてきました。「日本国憲法と橋下・大阪維新の会-その危険な本質と行方を考える-」と題して、大阪経済法科大学教授で、子どもの権利(人権)や現代民主主義論などに携わる丹羽徹氏が講演されました。8日の九条の会・千葉地方議員ネットの総会での岩橋弁護士の講演を聞いていたので、それがさらに深まりました。
橋下府政・市政では「財政再建」の名で、福祉・教育・文化が切り捨てられてきたことの事例が紹介されました。児童文学館・女性センター廃止、ピースおおさかの統合方針、私立高校への私学助成の変更と競争主義の導入、専任教員の不採用などです。職員・教員へのバッシング、条例による職員・教員統制の問題点を指摘し、「憲法が嫌い」という橋下市長の憲法観・民主主義観、議会不要論など橋下氏の具体的な行動・発言、政治手法から明らかにされました。
支持を集める一方で、実際には新自由主義の推進、福祉切り捨て、憲法破壊という方向にあることを、事実をもとに明らかにしていく必要性があります。