今日午後2時から「議会のあり方」検討協議会の第2部会が開かれました。この間、部会の中で意見を出し合い、協議を重ねている「市民参加の推進に関すること」について、市民参加の意義や論点を詰める議論を進めてきました。そして、議会を身近に感じてもらう施策や効果的な広報・広聴・情報発信について、具体策の協議に入る予定です。
 
 これまで、各委員から出されている検討事項については、身近に感じてもらう施策では、地域的な諸問題を取り扱う区委員会(協議会)の設置、夜間・休日の本会議開催、議会報告会・意見交換会の開催、録画放映対象の拡大等。効果的な広報・広聴・情報発信では、データボックス、アイデアボックスの設置、インターネット等のメディアの活用、広報紙の刷新、年間の取り組みを掲載した「議会白書」の公表、議会独自のホームページ作成、傍聴者アンケート、インターネットモニターアンケートが現時点で挙げられているものです。
 この他に考えられるものとしては、議会だより速報版の発行、市民3分間議会演説制度(名古屋市会ではすでに実施)、傍聴規則の緩和、傍聴しやすい環境づくり、議会会議等の原則公開などです。まだこの他にもありますが、不断の努力が求められます。
 「できる」「できない」の判断だけでなく、「市民から見てこれはやって当たり前」「実施に向けての課題を抽出して、他市も参考に議論を深める」というスタンスで臨まないと改革は進みません。