昨日、あぐい武夫市議と野本信正市議が一般質問を行ないました。あぐい市議は、公共交通の維持困難地域の問題について取り上げ、稲毛区内で、「宮野木地域から千葉医療センターや千葉駅方面に走るバスがない」や「作草部・轟町、黒砂・緑町地域から区役所へ行けるバスがない」などの高齢者の声や実態を取り上げ、地域の自主的な活動について、住民が主体となることは必要だが、住民任せにせず、市としても住民の声をつかむ立場に立って、積極的に支援することを求めました。
 また、公民館への指定管理者制度の導入や有料化について「検討すべきもの」としている教育委員会の見解について、地方教育行政法にある社会教育施設としての役割を自ら否定することはあってはならないと、姿勢をただしました。

 野本市議は、事故が続いているJFE社について、コークス炉からの燃焼放散による黒煙発生や硫酸タンクの爆発、JFEケミカル生浜地区ベンゾール工場PSAが液状化被害で傾いた実態について、事故等の発生を正確にとらえて対策を求めるべきではないかと迫り、液状化被害の実態については「事実関係を調査する」と市は答えました。また、周辺住民と商業・スポーツ施設のお客の安全を最優先する対策をJFEに求めるべきだと指摘しました。