今日午後2時から千葉市民会館小ホールで、小池晃政策委員長(前参議院議員)を招いて、日本共産党を語るつどい・ざっくばらんトークを開催しました。ほぼすべての席が参加者でいっぱいになりました。
 小池さんからは、消費税増税で、中小企業が消費税を商品に転嫁できず、経営や労働者へのしわ寄せになっていることなど、くらしも経済も破壊するものだと指摘。さらに社会保障は切り捨てられる一方で、聖域にされている分野があるとして、米軍への思いやり予算を2,700億円、戦闘機や戦車に多額の税金をかけて購入する方向を変えること。証券優遇税制で株配当・譲渡所得は20%から10%に減税されている現状を20%に戻し、ヨーロッパで当たり前になっている30%への引き上げが必要と述べました。
 原発問題では、時間と空間をこえる被害となり、「未完成の技術」ということがハッキリし、原発ゼロの日本に踏み出すことが求められる。日本に潜在的にある自然エネルギーを地産地消で発電をおこなえば、原発はいらなくなると訴えました。この他、米軍基地撤去やTPP参加により農業だけでなく医療分野も大きな影響を受けることを指摘しました。
 最後に、小池さん自身が入党した予備校生時代や、医師として働くことの意味などを学んできたことなどを話してくれました。「ぜひみなさんも一緒に」「綱引きの前面でなくても後ろで手を添えていただければ」と入党の訴えがありました。

 会場とのざっくばらんトークでは、最低保障年金制度の創設や公契約法の制定などの具体的な政策実現の要望が出されました。時間はあっという間に過ぎていきました。