

今日、千葉市社会保障推進協議会主催の特別養護老人ホーム見学に参加しました。午前10時からは葛飾区内にある社会福祉法人・すこやか福祉会さんが運営する特別養護老人ホーム「葛飾やすらぎの郷」を見学しました。2001年4月に開所され11年経っていますが、施設内はとてもきれいでした。葛飾区内での特養建設の運動など、地域の取り組みと約1憶円の寄附などが集まり、短期間で建設に至ったとのことでした。入居者の自由が保障され、「あれこれやってはいけない」など生活を縛ることはないとのことで、元気な時に自由なことができる環境をつくっています。福祉会の理念にも「命と人権をなによりも大切にします」とあります。昼食は、この特別養護老人ホームで参加者全員でいただきました。


午後からは「品川区立八潮南特別養護老人ホーム」を含む高齢者複合施設を見学しました。指定管理者として、八潮の団地の中で約30年間、地域福祉を担ってこられた社会福祉法人・品川総合福祉センターさんが運営されています。この地域の小・中学校の統廃合により、その跡施設を活用して整備されています。品川区では11年ぶりの施設とのことです。写真下のように教室が4つに仕切られて、多床室であっても個室的しつらえがされています。1階と2階は多床室・個室があり、3階と4階部分は個室となっています。
どちらも特養老人ホームですが、大変参考になりました。ご説明いただいた施設長さんや職員のみなさんに感謝です。入居されているみなさんにはお騒がせしました。ありがとうございました。