

昨日午後に、千葉市美術館で芸術文化振興議連の研修会がありました。「生誕250年記念展 酒井抱一と江戸琳派の全貌」について、松尾知子学芸員から開催に至った経緯と意義について30分ほど説明がありました。今回の企画展は6年前に、姫路市立美術館から共同開催の依頼があり、代表作を借用するために、開催時期や期間に交渉を重ね、生誕250年のこの年に開催することとなったそうです。
企画展は、「数年かけないと実現できない」とのことで、他の美術館の開催準備の状況や、同じような展覧会ではなく、新しいものを追求し、企画展を決めるという粘り強い調査などが行なわれて今日に至ったようです。
今回は、新出、初公開の作品が80点と多いことから、千葉市美術館に市外県外からの来館者が多いそうです。この日で3万人の入館者となったようです。美術館で1万人を超える入館者は大変なことなのだそうです。
この企画展は、13日までです。観覧料は一般1,000円、大学生700円、小・中・高生、障害者手帳をお持ちの方とその介助者1名まで無料です。