
今日は、千葉市に対し、日本共産党千葉市議団が市民のみなさんから寄せられた要望をまとめた2012年度予算に関する要望書を提出しました。市長は不在でしたので、藤代謙二副市長へ提出し、議員それぞれから要望や意見を述べました。私からは、「液状化対策について国で補正予算案に盛り込まれているが、市としても市民に対し、速やかな情報の公開・提供を」と要望しました。財政局長も同席していたので、「来年の確定申告にむけて、生活にかかわる資産に被害を受けた場合に控除が受けられる雑損控除など、特に美浜区で多くの相談が寄せられることが想定されるので、年明け頃から相談を受けるなど体制を整備し、丁寧に行なってほしい」と意見を述べました。
予算要望書の提出とあわせて、放射能対策のための専門組織の設置を求める要望書を提出しました。内容は以下の通りです。
千葉市では市民や議会の要望にこたえ、市内590か所での空間放射線量の測定を開始し、測定結果も公表されていますが、子育て世代では独自に測量計を確保して、子どもの生活空間での測定を行なっています。市民自ら測定せざるを得ないほど、不安を抱きながら生活しているのが現状です。市は、市民の不安をしっかりと認識すべきです。情報収集に努めて市民に周知し、食品も含め比較的高い数値が確認された場合には、速やかに公表し対策を講じることなど、積極的に取り組む姿勢を示すことが、市に対する信頼を高めることにつながるのではないでしょうか。市としても市民の安心・安全を確保するために、専門の対策チームをただちに設置するよう要望する。