今日、議会基本条例と議会改革で三重県議会を視察しました。党市議団としては昨日の堺市議会に続いての視察です。私は昨日の農政懇談会の終了後、三重県へ向かいました。
 三重県議会は、議会基本条例や議会改革で先進例として紹介されています。議会基本条例は、10章28条からなっています。議員の責務や活動、議会運営、政治倫理、議会改革の推進などが掲げられています。2006年12月に全会一致で可決されています。
 全体の感想としては、議会として不断に議会改革を進めていくという姿勢を感じました。内容については、議会事務局による議会のサポート体制や、議員発議の条例提案に至るまでの経緯、通年議会について、予算決算常任委員会(予算と決算の一体的な審査を行なう)について、議会改革推進会議などを質問。私は、市議会で広報委員会の委員ですので、広報公聴関係について質問しました。


 議場も見学させていただきました。対面演壇(質問者と答弁者が対面)となって右上にはスクリーンがあります。
 会議については、全員協議会も代表者会議も原則公開となっています。傍聴席では写真、ビデオ撮影、録音も可能。傍聴人の住所や氏名記入を廃止しています。しかし、傍聴者は年々減っています。公開を原則とし「開かれた議会」としても、県民から寄せられたアンケートには「(議員と)対話をしたい。機会を増やしたい」が3分の2となっていたそうです。


 津駅はJRも近鉄も同じ改札を通ります。どちらも1時間ほどで名古屋駅に着きます。