今日午前10時から一般質問が行われました。野本信正市議が一般質問を行いました。質問項目は以下の通りです。
◆市庁舎の安全・安心のための耐震対策と分散と狭隘の解消を目指す効率的な市民サービスについて
◆航空機の騒音と対策について
◆家具転倒防止金具について
◆若葉消防署跡地の利用について


 航空機騒音問題では、羽田空港のD滑走路の供用開始に伴って、夏の南風時飛行ルートの変更があり、若葉区や中央区、緑区の住宅地上空でクロスするルートになっていることについて、千葉市以外にこうした例はないということを明らかにしました。「テレビの音が聞こえない」「金属音がして眠れない、頭痛がする」などの住民の生の声や実態を示して、「騒音は一機ごとの最高音が問題であり、海上への飛行ルートの変更を国に求めるべき」と迫りました。市は最初、「ルートの変更は難しい」と答えましたが、「国交省の立場ではなく市民の立場で考えるべき」と再度質問し、「海上ルートへの変更を求めていく」と、市の姿勢を改めさせました。

 家具転倒防止金具取り付け事業では、7月に受付をおこなったが40件で募集件数の29%という結果を受け、「地震発生時における家具転倒による事故を防止し、高齢者および障害者の安全を確保することを目的とする」という実施要綱を示し、この主旨にもとづいて周知など「多様な努力をすべき」だと求め、市は「PRと幅広い取り組みをしていく」と答えました。年度内にもう一度募集を行なうことも明らかにしました。12月から3ヶ月程度募集する予定とのことです。
 先輩議員の調査や質問内容にたくさん学ぶことができました。「(航空機騒音や市庁舎耐震対策の質問で)勉強になりました」と控室の外で他会派の議員からも声をかけられていたのが聞こえました。