
今日から一般質問が始まりました。公明党、自民党、未来創造の会派の議員の質問の後に、あぐい武夫市議が一般質問を行ないました。質問項目は以下の通りです。
◆放射能汚染対策について
◆学校の教育環境の整備について
◆稲毛区の諸問題について
放射能汚染の実態調査については、あぐい市議は、「『問題ない(放射線量の数値)』と言っても市民のみなさんの不安は解消されない、小さなお子さんを持つ保護者のみなさんの思いに心を寄せ、すべての学校、保育所(園)、幼稚園、公園などの測定を」と求めていました。放射能の知識を知らせる取り組みについては、あぐい市議は、地域でも気軽に参加できる多様な形態での講演会や学習会を開くよう提案しました。また、「参加できない方に対して、リーフレットを作成して配布してはどうか」と提案し、「リーフレットの作成を検討する」「広く市民に行き渡るような配布方法を検討していく」との答弁を引き出しました。
学校の教育環境の整備では、学校へのエアコンの設置を求めました。教育委員会が、教室の室温について「データとしての記録はない」との答弁に対して、あぐい市議は、「先生方が熱中症予防に注意を払っているように、エアコンは生存権にかかわる問題」と指摘。浦安市や市川市で設置されていて、船橋市でも設置が始まっているという県内自治体の取り組みを示し、「設置の計画を示せ」と求めたのに対し、「予定はない」との答弁でした。あぐい市議は、「学校の耐震化も生存権にかかわる問題だが、エアコンの設置と対立させるべきではない。子どもたちの安全と健康を守るためには、エアコンの設置も選択すべき」と、強く求めました。
議会は午後からでしたので、午前中、新婦人のみなさんや子育て中のお母さんたちと、磯辺にある北磯辺第1公園の放射線量の測定を行ないました。数値については、明日お伝えします。