日本共産党中部地区委員会と民青同盟中部地区委員会共催の青年企画「戦争体験を聞く会&原水爆禁止世界大会報告会」に参加をしてきました。日本が中国に行った侵略戦争(加害の歴史)の体験を語り継いでいる団体の事務局長をされている渡部誠さんと、三光作戦の加害行為を証言してくださる板倉清さん(91歳)がゲスト。戦争の歴史、中国で日本軍がどのようなことを行っていたのかを証言してくださいました。


 板倉さんは、冒頭「戦争をなくすためには戦争を知ること」と。中国で、八路軍を見つけ出すための情報を集めや、そのための住民への拷問のことを生々しく語りました。その当時はどういう気持ちだったかとの参加した青年の問いに、「軍の教育を受け戦地へ行く。『人間と思うな!気にすることはない』と教えられ、現地で捕らえられた八路軍の兵士を度胸試しで何回も刺す。私は見学していた側だったが気持ち悪かった。その時は、頭がマヒしている状態だった」と語られました。
 話を聞いていると、やはり加害の歴史は歪められないものであるということを再認識しました。