今日午前10時から、磯辺8丁目にある千葉県印旛沼下水道事務所・花見川終末処理場を、小松実県議とともに伺いました。千葉市の浄化センターでもそうですが、千葉県の下水道処理場や企業庁工業用水浄水場、県水道局の浄水場で汚泥から放射性セシウムが検出されている問題で、汚水・汚泥の処理がどのようにおこなわれているのか、施設の構造についても聞いてきました。

この写真は、最終沈殿池で無色透明な水にする施設。
伺った花見川終末処理場は、印旛沼流域下水道事業のうちの2つの処理場の一つです。2つの処理場では12市1町の下水を処理しています。処理能力は2施設で1日最大68万トン、再生水利用も行い、メッセモールやワールドビジネスガーデン、ホテル等のトイレや噴水などの水として再利用されています。

こちらは焼却炉です。1日あたり30トン焼却能力を持つ炉が2基、65トンが1基、100トンが2基あります。この前に脱水された汚泥の処理施設があります。臭いがきつかったです。
汚泥から放射性セシウムが検出され、5月17日から埋め立て処分をおこなうことに。従来は、セメント材や軽量骨材として再利用されますが、1キログラムあたり100ベクレルを超えるとそれができなくなります。埋め立て処分となれば単価が高くなり、当初予算で見込んだ汚泥処理の費用では不足額が生じてしまいます。そのため、手賀沼流域下水道事業に関連する柏市や松戸市などの地域では概算で11億円強の不足額が生じます。千葉市を含めた印旛沼流域下水道事業は、2,200万円不足します。

このストックヤードには焼却灰があります。2施設で12、3トンの焼却灰が発生します。飛散しないように水分を含ませて保管しています。再資源として利用できないことや、処理費用に多額の費用がかかることは、自治体への負担、県民の税金で処理しなければならなくなります。東電への処理費用の請求も考えられるのではないでしょうか。原発事故は、他の事故にはない「異質な危険」が、こうした施設の状況を見ても感じることができました。

この写真は、最終沈殿池で無色透明な水にする施設。
伺った花見川終末処理場は、印旛沼流域下水道事業のうちの2つの処理場の一つです。2つの処理場では12市1町の下水を処理しています。処理能力は2施設で1日最大68万トン、再生水利用も行い、メッセモールやワールドビジネスガーデン、ホテル等のトイレや噴水などの水として再利用されています。

こちらは焼却炉です。1日あたり30トン焼却能力を持つ炉が2基、65トンが1基、100トンが2基あります。この前に脱水された汚泥の処理施設があります。臭いがきつかったです。
汚泥から放射性セシウムが検出され、5月17日から埋め立て処分をおこなうことに。従来は、セメント材や軽量骨材として再利用されますが、1キログラムあたり100ベクレルを超えるとそれができなくなります。埋め立て処分となれば単価が高くなり、当初予算で見込んだ汚泥処理の費用では不足額が生じてしまいます。そのため、手賀沼流域下水道事業に関連する柏市や松戸市などの地域では概算で11億円強の不足額が生じます。千葉市を含めた印旛沼流域下水道事業は、2,200万円不足します。

このストックヤードには焼却灰があります。2施設で12、3トンの焼却灰が発生します。飛散しないように水分を含ませて保管しています。再資源として利用できないことや、処理費用に多額の費用がかかることは、自治体への負担、県民の税金で処理しなければならなくなります。東電への処理費用の請求も考えられるのではないでしょうか。原発事故は、他の事故にはない「異質な危険」が、こうした施設の状況を見ても感じることができました。