まだ震災の爪あとが残る稲浜公民館、この地域の中核である公民館ですが、震災後は検査のため利用できません。別館の「あすなろ」には土台部分にヒビが入っており危険な状態です。住宅の再建がまず第一であります。また、公共施設の復旧も待たれています。
今日も地域の訪問を中心に行ないました。ちょうどご自宅に帰ってきたお子さんを連れた
お母さん2人と対話に。「今年8月から子どもの医療費が小学3年までひろがりますよ」とお伝えすると、「助かります」と嬉しい声が返ってきました。「私たちは中学校卒業まで拡げたいと思います」と話すと、「東京では中学卒業までですよね、お願いします」と要望が寄せられました。
また、震災に関わって小学生の子どもがいる母親から、「校舎が壊れると思った。まだ余震が続くから不安。耐震補強をしっかりやってほしい」と。一人暮らしの高齢者からは、「こんな時だからこそ福祉を良くしてほしい」などの要望も寄せられました。粘り強く取り組みます。
先日、しんぶん赤旗日曜版の取材を受けました。そして、今週の日曜版に記事が掲載されています。内容は、国民健康保険制度についてです。1万を超える資格証明書が7割も減ったことと、国保を考える会や党市議団の取り組みを紹介。震災によって、商売をされている方が売り上げが減って、家賃の支払いや保険料をどうするか、その解決のために減免制度があることなども紹介。さらには、野本信正市議団長が国保料の引き下げを当面1世帯あたり1万円引き下げることにも触れています。
写真は、稲浜公民館の敷地内に咲く水仙です。